ユーロドル:雲の下限で反発


男性
ドラギ総裁の示した緩和策に対し、市場は期待外れとし、ユーロは今月はじめに大きく買われる展開となりました。

ですが、1.10000ミドルを高値に再び下落してきており、今後の展開に注目が集まるところです。

アメリカが利上げを決定したため、ユーロとの政策には明確な違いがあります。

そのため、ユーロが大きく上昇する可能性は低いと考えられますが、まずは来週の相場を注視することが大切かもしれません。

では、テクニカルチャートをもとにユーロドルの動きを見ておきましょう。

日足は一目均衡表の雲の下限で反発

テクニカルチャート:ユーロドル
上記はユーロドルの日足のテクニカルチャートとなっています。

12月15日に一時1.10500付近まで値を上げ、雲の中に突入したユーロドルですが、雲の中に留まることはできず、翌日以降は再び下落する展開となりました。

雲は依然として下落トレンドを示唆していますので、売り注文メインで考えたほうが無難でしょう。

一方で気になるのは、21日移動平均線が上向きとなり、ローソク足が21日移動平均線にサポートされているということです。

18日金曜日は21日移動平均線付近で反発し、上昇して終えましたが、1.09000付近に一目均衡表の雲の下限がありますので、どちらに抜けるかが大きなポイントとなるかもしれません。

現時点では下落する可能性のほうが高いと考えられるため、一目均衡表も雲の下限で明確に反発するようでしたら、売り注文で攻めると良いでしょう。

一方で、再び買い戻しが強くなった場合、雲の中に入る可能性も否定できません。

もし雲の中に入るようでしたら、12月15日につけた高値の1.10500円付近での値動きを確認し、反発するようなら売りエントリーで、高値を抜けてくるようでしたら

月足では下落トレンド継続か?

テクニカルチャート:ユーロドル
上記テクニカルチャートは、ユーロドルの月足を表示させたものです。

まだ12月半ばではありますが、現在は5期間の移動平均線にローソク足の頭を抑えられている格好となっています。

ただ、短期のRSIは上昇を示しており、またRCIは売られ過ぎ水準にありますので、しばらくは戻しを試す展開となるかもしれません。

明確に下げてきたと判断できた時から売りエントリーを仕掛けると良いでしょう。

一方で、ユーロドルが年内に大きく動く可能性は低いと言えるかもしれません。

ドラギ総裁の会見やアメリカのFOMCという一大イベントを終え、年内の相場は閑散となる可能性が非常に高いと考えられますので、“休むも相場”の状態と言えます。

とはいえ、薄商いの時に何かしらが起こる可能性も否定できないため、注視しておきたいところです。