ドル円:ボリンジャーバンド拡大で下値模索か?



今月18日の黒田日銀総裁の発言から、ドル円は下値を模索する展開が続いているように見えます。

21日月曜日のローソク足は十字線となったことから、相場が迷っていた状況となりましたが、翌日からは徐々に下値を切り下げ、クリスマスで閑散とした25日金曜日には一時120円を割り込みそうな値まで切り下げました。

アメリカが利上げを決定し、来年は4回のさらなるり上げた見込まれていることから、ドルは今後も買われる状況が続くでしょう。

しかしながら、円も買われる展開が予想されますので、ドル円については弱い相場が続くことになりそうです。

では、年末年始の相場はどう見るべきなのでしょうか。

テクニカルチャートをもとに分析してみましたので、相場にお役立ていただければと思います。

日足のボリンジャーバンドが拡大

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の日足のテクニカルチャートです。

黒田日銀総裁の発言以降、毎日陰線を作って終えているのがお分かりいただけるかと思いますが、この動きによりボリンジャーバンドが拡大し、下落トレンドの発生を伺わせています

10月15日の上海ショックによって一時118円あたりまで下落し、その後持ち直したものの、当時は118.80円付近がサポートラインとして機能しました。

したがって、今回の下落トレンドが続くようでしたら、118.80円付近まで試す可能性もあると言えるでしょう。

また、それを割り込んだ場合、118円あたりまでの下落も考えられます。

とはいえ、年末年始は相場が閑散とし、大きな動きが見込めませんので、様子見が無難かもしれません。

週足は雲の上に反発できず

ドル円:テクニカルチャート
上記はドル円の週足のテクニカルチャートです。

雲の上限を割り込んだ後、そのまま雲の中に入り込んでしまいました。

とはいえ、ボリンジャーバンドはほぼ水平の状態で縮小してきていますので、中期的に見ればレンジ相場と言えるかもしれません。

週足においても118円台後半から119円台前半が強いサポートラインとして意識されそうですが、もし118円ミドルまで円高が進むようでしたら、反発するか、それともそのまま下落し続けるか確認し、それからエントリーしたほうが良いでしょう。

なお、短期のRCIは売られ過ぎ水準に達していますが、中長期のRCI、およびRSIについてはまだまだ下げ余地がありそうです。

次のアメリカ指標まで様子見がベター?

テクニカルチャート
アメリカは来年も利上げを行う可能性が高いと言われていますが、すべては経済指標の結果によるところが大きいかもしれません。

来年中に利上げを何回行うかを見定める経済指標となりそうですので、まずは今後のアメリカの経済指標に注目したいところです。

特に来月8日に発表される雇用統計は重要となるため、それまで様子見を続けたほうが良いでしょう。