ユーロドル:方向感定まらずも再度下値を試すか?


男性
先週のユーロドルは陽線で引けました。

ドラギECB総裁の会見後となった先々週は一時1.10000ミドルまで値を上げる場面も見られたものの、その後1.08000台まで反落。

その後徐々に持ち直し、1.96800付近で金曜日の相場を終えています。

ユーロとアメリカの政策は対照的であり、中長期的に見た場合のユーロドルは今後も下値を試す可能性が高いと考えられそうですが、年末年始相場はどう動くと見れば良いのでしょうか。

以下でテクニカルチャートをもとに分析してみたいと思いますので、参考にしていただければと思います。

ローソク足が雲に突入

ユーロドル:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ユーロドルの日足を表示させたものになります。

金曜日はクリスマス相場ということもあり、大きな値動きはありませんでしたが、先週は陽線で終え、ローソク足は一目均衡表の雲の中に突入しています。

雲は下落トレンドを示唆しているものの、ローソク足が雲の中に入っているということもあり、現時点では迷っている状態と言えるかもしれません。

とはいえ、アメリカとユーロの政策には明らかな違いがありますので、基本的には下目線で見ておいたほうが良いでしょう。

上値目処は12月15日につけた1.10000ミドルとなり、もしそれを上回るようでしたら、10月15日につけた1.15000手前までの買い戻しも頭に入れておくことは必要です。

ただ、年末年始相場は閑散とする可能性が高いですので、直近で大きく値を上げる、もしくは下げるという可能性は低いと言えそうです。

週足では雲の下限に接近

ユーロドル:テクニカルチャート
上記はユーロドルの週足のテクニカルチャートとなっています。

先週の相場を終えた時点で、雲の下限は1.15000付近にありますが、ユーロドルは強い下落トレンドが続いており、雲の下限にタッチするケースがあれば売りで入りたいところです。

とはいえ、ボリンジャーバンドは水平の状態となっているため、中長期的に見れば下値は1.05000付近、それを下回るようでしたら1.04000付近を頭に入れておきたいところです。

一方で、今後はアメリカの政策金利がどうなるかによるところも大きく、もしアメリカが来年中に4回の利上げを行うのであれば、ユーロドルはさらに下を目指す可能性が高くなります。

そのため、まずは新年一発目のアメリカの雇用統計をはじめ、今後発表される経済指標や要人発言でユーロドルは大きく動くことになるでしょう。