ユーロ円:雲の下限に沿って推移


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下落トレンドが続いていたユーロ円は、12月初旬のドラギECB総裁の会見後、大きく上値を狙う展開となりました。

ですが、どの後は再び下落が続いており、上値トライは難しい状況にあると言えるかもしれません。

ドルが利上げを実施したことにより、ユーロは売られやすい状態が続いているうえ、安全資産とされる日本円が買われやすい状態になりますので、今後も下値リスクはくすぶり続けるでしょう。

では、テクニカルチャートに基づいてユーロ円の動きを見ていきたいと思います。

ローソク足は雲の下限を辿って推移

ユーロ円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ユーロ円の日足を表示させたものです。

ドラギECB総裁の会見後、ユーロ円は4円近く値を上げる展開となり、一時雲の中まで突っ込む場面もありましたが、その日は雲の下限で終えました。

また、その後も何度が雲の中に突入するも、そのたびに跳ね返されてきていることから、雲を上に抜けるのは、大きな材料がない限り難しいかもしれません。

また、注目したいのは、雲が下がってきているということです。

来週の雲の下限は131円台中盤から前半あたりに位置していることから、雲の下限を越えられないようでしたら値を切り下げる可能性があります。

来週金曜日には年明け一発目のアメリカ雇用統計が予定されていますので、その時の動きにも注意したいところです。

とはいえ、日足のボリンジャーバンドは収縮傾向にあるため、現時点では様子見が無難といえるかもしれません。

もし雲の下限を超えることができないのであれば、売りエントリーから入るのがベストでしょう。

まずは年明けの動きに注目することがポイントになります。

週足は揉み合いも下落優勢か?

ユーロ円:テクニカルチャート
上記テクニカルチャートは、ユーロ円の週足を表示させたものになります。

クリスマス相場や年末相場だったということもあり、先週と今週の動きは非常に小さい状況が続いています。

現時点では下値を試す可能性が高いと考えられますが、下値はドラギECB総裁の会見前につけた安値である129.670円付近を見ておくと良いかもしれません。

一方、上値はドラギECB総裁の会見後につけた高値である134.600円付近が目処となります。

いずれにしても、今週中にこれらの上値、もしくは下値を更新する可能性は低いでしょう。

年明けにどのような動きをするのかがポイントになりそうですので、動きを見極めたうえでエントリーするのが最適な方法と考えられます。

まずは来週金曜日に発表されるアメリカの雇用統計に着目したいところです。